3E執務一般 筆記問題 船舶による環境の汚染の防止 その2

3E執務一般 筆記問題 船舶による環境の汚染の防止 その2

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,執務一般に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

図は,排出型汚水処理装置の一例を示す。図に関する次の文の[ ]の中に適合する字句を下記①~⑬の語群かの中から選べ。
汚水はスクリーンで固形物を除かれ[ ㋐ ]室に導かれる。㋐室では[ ㋑ ]性微生物(バクテリア)の作用により,[ ㋒ ]と無機物とに分解される。微生物は散気管からの空気(酸素)と汚物によって増殖していく。この微生物群の集団を[ ㋓ ]という。
㋐室で浄化された水は(A)室に流入し,ここで㋓は[ ㋔ ]し,空気揚水ポンンプにより㋐室へ絶えず返送され,浄化された上澄み液のみを(B)室で[ ㋕ ]処理し,貯留室に流し込む。たまった処理水は自動的に船外に排出される。

語群:① 滅菌消毒 ② 分解 ③ ばっ気 ④ 酸化 ⑤ 水素ガス ⑥ 活性汚泥
⑦ 沈殿 ⑧ 嫌気 ⑨ 洗浄 ⑩ 活性炭 ⑪ 炭酸ガス ⑫ 好気 ⑬ 有機物

【出題:24/10】

コメント

バクテリアの力ってすごいですよね~。
定期的にタンク内を洗浄して,薬を投与して,空気を入れとけばいいなんて。
トイレに水に溶けないものを捨てなければ,あまり手の掛からない装置です。