三級海技士(機関)機関三 筆記問題 物体の運動,力,モーメント,圧力及び仕事(1)

三級海技士(機関)機関三 筆記問題 物体の運動,力,モーメント,圧力及び仕事(1)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関三に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題1

次の(1)及び(2)の用語をそれぞれ説明せよ。

(1) モーメント 【出題:25/02,27/02】
(2) 運動量 【出題:24/04,27/02】

解答例

(1) 力のモーメントとは,物体を回転させようとする力の働きである。モーメントの大きさは,作用する力と回転の中心から作用点(力が加わる点)までの距離の積で表される。

例えば,図のように,Oで支えられた剛体の1つの点Pに対して大きさFの力が作用するとき,この力が剛体をOまわりで回そうとするモーメントの大きさは,Oからこの力で作用する方向を表す直線の延長線上に引いた垂線の長さaと力の大きさFとの積M=a×Fで表される。
(2)質点の質量 m とその速度 v との積で定義されるベクトル量 p=mv を運動量という。

三級海技士(機関)筆記試験問題
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