二級海技士(航海)筆記問題(運用): 復原性,トリム及び応力に関する図表(2)

二級海技士(航海)筆記問題(運用): 復原性,トリム及び応力に関する図表(2)

以下は,二級海技士(航海)の筆記試験における,航海に関する過去問題です。

※ 出題は,平成18年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

タンカーA丸(垂線間長309m)は、原油を積載して、排トン数275000トン、19mの等喫水で出港し、M海峡入口まで10日間航海した後、通航する予定である。通航に際して船尾トリム90㎝に調整するため、船尾水倉に800トン漲水するほかに、積荷をNo.1貨物

油タンクからNo.5貨物油タンクに何トン移動すればよいか。A丸の1日の燃料油消費量を57トンとして計算せよ。ただし、縦メタセンタ高さ(GML)は370mとし、各タンクの中心位置は右表のとおりである。また、清水等の消費によるトリムの変化はなく、浮心面は船体中央にあるものとする。

注:計算は、SI(国際単位系)又は重力単位系のどちらで行ってもよい。

【出題:18/07,類似(数値が異なる):20/07,22/07,25/04,27/07】

二級海技士(航海)筆記問題
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