二級海技士(航海)筆記問題(法規):船員法及びこれに基づく命令 その2

二級海技士(航海)筆記問題(法規):船員法及びこれに基づく命令 その2

以下は,二級海技士(航海)の筆記試験における,法規に関する過去問題です。

※ 出題は,平成18年7月から平成26年7月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

遠洋区域又は近海区域を航行区域とする外航貨物船が、実施しなければならない操練に関する次の問いに答えよ。(船員法及び同法施行規則)(1)次の(ア)~(エ)に関する操練は、少なくとも、どのくらいの間隔で実施しなければならないか。それぞれについて記せ。

(ア)非常の場合のために必要な海員に対する操練((イ)~(エ)の場合を除く。)

(イ)膨張式救命いかだの振出し又は降下及びその附属品の確認。

(ウ)救命艇の進水及び操船

(エ)救助艇及び非常操舵

(2)操練を(1)の間隔で実施した場合又は実施できなかった場合、船長は、その概要を何に記載しなければならないか。

【出題:19/10,22/07,25/07】

問題2

船長は、次の(1)~(3)のとき、自動操舵装置の使用に関し、どのようなことを遵守しなければならないか。(船員法施行規則)

(1)自動操舵装置を長時間使用したとき。

(2)船舶交通のふくそうする海域等,船舶に危険のおそれがある海域を航行する場合に自動操舵装置を使用するとき。

(3)自動操舵から手動操舵への切換え及びその逆の切換えを行うとき。

【出題:20/10,23/04,25/02】

二級海技士(航海)筆記問題
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