できるだけ多くの海事人材を世に送り出す(その8)

おはようございます。

いつも海技塾.comを訪問頂き、ありがとうございます。

訪問者数が8,000人を超えました。

少し、訪問者数の増加ペースが早くなったようで、リピーターが増えているのではないかと、勝手に喜んでおります。

さて、そろそろ、何でこんなことやり始めたか?というお話をしましょう。

船乗りさんの休暇村

今から約17年前、私は、「船乗りさんの休暇村」というホームページを立ち上げました。

その目的は、船の仕事を色んな人に知ってもらいたかったこと、そして、船乗りさんの交流の場が出来ないかな~という漠然とした願いからでした。

今では、携帯電話でインターネットが見れ、無料のSNSも簡単に使える世の中になりましたが、その当時は、ようやく一般の人が携帯電話を持ち始めた頃でした。

私は、この頃、まだ携帯電話を持っていませんでした。

デジタルカメラも確か、数十万画素程度で、100万画素を超えるデジタルカメラを初めて買った時、確か7万円ぐらいしたと思います。

この頃、既に船を降りていた私は、船乗り時代に撮った写真をスキャナーで読み込み、ホームページ上に掲載していました。

しかし、船乗り時代に撮影した写真もそれほど多くなく、良い写真もなく、直ぐにネタが尽きてしまいました。

今のように携帯電話でも写真が撮れる時代だったら、船乗りの時に珍しい写真をもっとたくさん撮っていたと思います(不定期の自動車専用船に乗っていたいので、結構珍しいところに行かせていただきました)。また、当時は、一眼レフカメラを使用していたので、仕事の合間に気軽に撮影が出来ませんでしたし。

さて、そんな感じで、ネタも尽き、中々アクセス数も増えず、その後、仕事の都合で横浜に引っ越し、仕事が忙しくなる中で、港や船の写真なんかを時々掲載していましたが、結局続かず、5年ほどでやめてしまいました。

ただ、今考えてみると、その頃の自分には、船を知らない人達に、船の仕事がどのような仕事なのか、うまく説明できる能力(特に数字で示すこと)が無かったと思います。

また、ちゃんとしたサイト設計も行わず、ホームページを立ち上げてしまったということも続かなかった一つの原因ではないかと反省しております。

今回、海技塾.comを立ち上げる前、17年前と同じような目的で、サイトの立ち上げを考えました。ただ、当時の「船乗りさんの休暇村」のように、船乗りさんの「オフ会」のようなもの(私がやらなくても誰でも無料のSNSを使用すればよい)ではなく、海技の継承の場であり、知識の共有の行える場所が作れないかと考えました(まあ、こっちもYahoo知恵袋で構わないといえば構わないですが)。

そこで、一昨年の1月、最初にドメインを取ったのが「*******」(立ち上がったら公表します)。ですが、ちょっとドメイン名からサイト構想がしっくりこなかったこと、サイトの構築(特にSNS環境)に時間が掛かることから、進みませんでした。

そうしている間に、会社で、海技試験の口述試験に受からない新入社員の試験勉強を教え始めました。そして、2回目(二期生)の指導を行う中で、彼らのような人達に試験に関する情報などを提供できないだろうかと考え、kaigijyuku.comというドメインを思いつきました。

本当は、今年の4月の公開を目指して、しっかりとしたサイトコンセプトを構築してからと思ったのですが、二期生(全員機関の試験)を教えている中で、機器等をイメージできないという場面によくで会いました。そこで、彼らの勉強のヒントになるようにと、写真を掲載し始めたのが、このサイトの始まりです。

ですので、リピーターの方は、お気づきかと思いますが、時々、メニューやカテゴリー分けが変わったりしています。

ということで、中々、サイトコンセプトや設計が出来ていませんが、まずは、海技試験のヒントとちょっとした海事広報的な情報を掲載していきたいと思います。

えっ、「17年前と同じで、行き当たりばったりじゃん!」ですって。

その感は、否めませんが、今回は、特に海技試験に関して、自分なりに再勉強を行っていますので、そこだけは大丈夫だと思います(たぶん)。

5年で終わらないよう、皆さん、応援、そしてご意見をよろしくお願いいたします。

https://kaigijyuku.com/about/goal

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