3N航海 筆記試験問題 海図問題(4) コースの決定

海図問題(4) コースの決定

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験において,海図問題(試験用海図16)に関する過去問題です。類似の問題が複数ありますので,数をこなして解き方を覚えて下さい。※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題1

A丸速力15ノット)は,2100鹿埼灯台から225°(真方位)4海里の地点を発し,長埼灯台を右げんに3海里離して航過する予定である。次の(1)~(3)を求めよ。ただし,この海域には,流向275°(真方位)流速3ノットの海流があり,ジャイロ誤差はない。また,当日は視界良好な晴天の暗夜で,A丸の眼高は12mである。 (試験用海図No.16使用)

(1) A丸がとらなければならないジャイロコース
(2) A丸の実速力
(3) 長埼灯台の灯光の初認が予想される真方位及び時刻

(初認距離は地理学的光達距離で求めるものとする。)
【出題:20/07】

類似問題(上の問題の赤字部分が以下のようになります)

【出題:23/02】A丸,速力13ノット,2100鹿埼灯台215°4海里→長埼灯台右舷3海里,海流:流向330°,流速2ノット,眼高13m,(3)長埼
【出題:26/02】A丸,速力15ノット,2200鹿埼灯台205°3海里→長埼灯台右舷3海里,海流:流向155°,流速2ノット,眼高15m,(3)長埼
【出題:28/02】A丸,速力13ノット,2100鹿埼灯台240°3海里→長埼灯台右舷3海里,海流:流向260°,流速2ノット,眼高11m,(3)長埼

問題2

A丸は,2100長埼灯台の真南4海里の地点を発し,鹿埼灯台の真南4海里の地点へ2時間で直航する予定である。次の(1)及び(2)を求めよ。ただし,この海域には,流向080°(真方位),流速2ノットの海流があり,ジャイロ誤差はない。また,当日は視界良好な晴天の暗夜で,A丸の眼高は10mである。 (試験用海図No.16使用)

(1) A丸がとらなければならないジャイロコース及び対水速力
(2) 鹿埼灯台の灯光の予想初認方位(真方位)及び予想初認時刻
(初認距離は地理学的光達距離で求めるものとする。)
【出題:21/07】

類似問題(上の問題の赤字部分が以下のようになります)

【出題:22/02】A丸,2100犬埼灯台,真西4海里,長埼灯台,真南4海里の地点へ2時間,海流:流向288°,海流2ノット,眼高10m,(2)長埼灯台
【出題:23/07】A丸,2200犬埼灯台,真南4海里,長埼灯台,真南4海里の地点へ2時間,海流:流向290°,海流2ノット,眼高12m,(2)長埼灯台
【出題:25/02】A丸,2200長埼灯台,真南3海里,鹿埼灯台,真南5海里の地点へ2時間,海流:流向155°,海流2ノット,眼高12m,(2)鹿埼灯台
【出題:27/02】A丸,2200犬埼灯台,真南5海里,長埼灯台,真南4海里の地点へ2時間,海流:流向300°,海流2ノット,眼高9m,(2)長埼灯台
【出題:29/02】A丸,2000長埼灯台,真南4海里,鹿埼灯台,真南4海里の地点へ2時間,海流:流向145°,海流2ノット,眼高10m,(2)鹿埼灯台
【出題:30/02】A丸,1900犬埼灯台,真南5海里,長埼灯台,真南5海里の地点へ2時間,海流:流向285°,海流2ノット,眼高9m,(2)長埼灯台

船長コース
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