三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 船体構造(8)

三級海技士(航海) 運用 筆記試験問題 船体構造(8)

以下は,三級海技士(航海)の筆記試験における,運用に関する過去問題です。

※ 出題は,平成20年7月から平成30年2月定期試験までの問題を調べたものです。「平成/年」を数字で示しております。

問題

鋼船の水密隔壁に関する次の問いに答えよ。

(1) 水密隔壁を設けるとどのような利点があるか。2つあげよ。

【出題:21/04,23/10,25/04,27/02,28/04,29/07】

(2) 水密隔壁にはどのような場合に開口が設けられているか。

【出題:21/04,23/10,25/04,27/02,28/04,29/07】

(3) (2)の開口部の水密は,何によって確保されるか。

【出題:21/04,23/10,25/04,28/04,29/07】

解答

(1) 以下から2つあげる。

① 万一,船底の損傷により船内に浸水を生じても,それを一区画で食い止め浮力を確保できる。
② 船底外板,船側外板及び甲板を結びつけて,船体の横強度材として働く。
③ 火災発生時に,火災をその区画内に限定し他区画への延焼が防止できる。
④ 異なる種類の貨物の積み分けに役立つ。

(2) 水密隔壁には開口を設けないのが原則であるが,隣接区画への交通用として最低限度のものは許される。具体的には機関室後端隔壁から軸路への出入り口,満載喫水線より上の甲板間隔壁に設ける通行口等がある。

(3) 水密隔壁に設けた開口には,水密戸(Watertight door)を取り付け,水密を確保している。

三級海技士(航海)筆記問題
三級海技士(航海)筆記問題 平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。 参考文献 東京海洋大学海技試験研究会...