三級海技士(機関)機関二 筆記問題 空気圧縮機(2)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題 空気圧縮機(2)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

たて形2段空気圧縮機に関する次の問いに答えよ。 【出題:29/02】

(1) シリンダ及び軸受の潤滑には,それぞれどのような方法があるか。
(2) 中間冷却器を設ける理由は,何か。

解答

(1)シリンダの潤滑方法としては,以下の方法があります。

① 注油器で強制給油する方法
② 吸入ガス中に油滴を混合する方法
③ 自動滴下式給油器による方法
④ ピストンリングの材質にテフロン等を用い,シリンダに潤滑油を注油しない方式(ドライオイルフリー式)。

注油を行うとどうしても,吐出される圧縮空気の中にはオイルミストが含まれてしまいます。このため,圧縮空気の使用方法に応じて,ドライオイルフリー方式を採用する場合があります。

軸受の潤滑方法としては,以下の方法があります。
① 飛まつ給油の方法
② クランク駆動の歯車ポンプ(またはプランジャポンプ)によって強制的に給油する方法

(2) ① 高圧段の吸入温度を下げることにより,容積効率を増すとともにシリンダを冷却する。
② 低圧段で圧縮した空気中に含まれている水分をドレンとして排除する。
③ 高圧段のシリンダ径を小さくすることができ,所要動力を減じることができる。

参考文献

機関科口述試験研究会編:機関科三級 口述標準テスト,海文堂,1999年

東京海洋大学海技試験研究会編:海技士3E 徹底攻略問題集,海文堂,2011年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成28年度版,成山堂書店,2016年

機関技術研究会編:最近3か年シリーズ 三級海技士(機関)800題 平成30年度版,成山堂書店,2018年

三級海技士(航海)筆記問題
三級海技士(航海)筆記試験問題の過去の問題を掲載しております。掲載している問題は、平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。