三級海技士(機関)執務一般 筆記問題 その1

問題

入渠中の機関部における一般的な注意事項をあげよ。 【出題:22/10,25/04,28/10】

※ 出題は,平成/月にて表示し,平成22年10月から平成29年4月まで調べ。

ヒント

この問題,「入渠中」ということが書かれています。したがって,何のために入渠しているのか?通常運航中とは,どのような点が異なるのか?という点に注目して答えを書きましょう。

まず,何のために?ということですが,入渠の目的にも色々ありますね。一般的には,定期的な保守(船体及び機関等),法定検査,修理工事(海難工事を含む)等ですね。

そして,通常運航中と,どのような点が異なるかですが,最も大きな点は,船が海に浮かんでいないという点ですね。ということは,外にも作業している人が居たり,海に浮かんでいる時に供給されていたもの(冷却海水)が供給されていなかったり,海に捨てていたものが捨てられなかったりしますね。

このような点について,述べていけば,4個以上は出てくるのではないでしょうか。

そして,様々な工事や保守が行われるとなると,本船の乗組員以外の人が出入りしますね。

答えを一つ言ってしまうと,ずばり盗難防止です。昔は,入渠時に限らず,海外(特に発展途上国)で入港時に施錠をしていないと予備品が盗まれたりしました(最近ではテロ対策上,部外者の立ち入りが厳しく規制されている)。

ということで,この問題は,参考書を見る時,上記のような観点で,その状況を思い浮かべながら覚えるようにしてみてください。

結構な項目を書き出せるようになると思います。

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