三級海技士(機関)機関三 筆記問題 材料(4)
以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関三に関する過去問題です。
※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。
問題1
材料に生じる次の(1)~(3)のひずみを,それぞれ説明せよ。
(1) 引張ひずみ
(2) せん断ひずみ
(3) 体積ひずみ
【出題:27/02】
解答
(1)引張ひずみ:ある長さの棒が,両端でその軸方向に反対の力が作用し,伸びてになった場合,その伸びた長さの元の長さに対する割合が引張ひずみである。
(2)せん断ひずみ:せん断を受ける物体内に相接近する平行2平面を考え,その距離をとする。これがせん断作用のため面に平行にeだけずれを生じたとすれば,
(角 νは微少のため)
のν(ニュー)がせん断ひずみである。
(3)体積ひずみ;体積Vの物体が流体圧などのように周囲から一様な力を受けてV’の容積になったとすれば,体積変化量の元の体積に対する割合が体積ひずみである。
このページでは、三級海技士(機関)の筆記試験問題に関する説明を行います。