三級海技士(機関)機関二 筆記問題ガス圧縮式冷凍装置(4)

三級海技士(機関)機関二 筆記問題ガス圧縮式冷凍装置(4)

以下は,三級海技士(機関)筆記試験,機関二に関する過去問題です。

※ 出題時期は,平成22年7月から平成29年4月定期試験までの問題を調べたものです。

問題

ガス圧縮式冷凍装置に関する次の問いに答えよ。【出題:22/10】

(1) 装置内の冷媒量の不足は,どのような現象によって知ることができるか。
(2) リキッドバックとは,どのような現象か。また,リキッドバックのまま運転すると,どのような不具合を生じるか。
(3) 凝縮器と受液器を均圧管で連結する目的は,何か。

解答

(1) ① 冷凍能力が低下する。
② 圧縮器の吐出しガス圧力が低下する。
③ 凝縮器の圧力・温度が低下する。
④ 膨張弁を開いても蒸発圧力が上昇しない。
⑤ 蒸発器出口の過熱度が増大する。

(2) リキッドバック(液戻り)とは,蒸発器で蒸発しきれずに残った液冷媒が,吸込み管内で一部蒸発しながら圧縮機シリンダに吸い込まれること。
リキッドバックのまま運転すると,弁,ピストンなどが損傷する。また,一度に多量の液戻りがあると,衝撃圧が発生し,打音,振動をともない圧縮機が破損するなどの不具合を生じる。

(3) 受液器に溜まる液冷媒の量によっては受液器内の圧力が変動し,凝縮器から液冷媒が流れにくくなることもあるため,凝縮器内と受益器内の圧力を等しく保つため。

三級海技士(機関)筆記試験問題
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