できるだけ多くの海事人材を世に送り出す(その4)

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ありがとうございます。

では、その1その2その3 に続いて。

前回は、私が商船高専の4年の時に、運よく2級海技士(機関)の筆記試験に合格してしまったところまでお話ししました。

今回は、その続きを。

ぽっかりと開いた心の穴

さて、商船高専の4年生の2月定期試験で、二級海技士(機関)の筆記に受かってしまった私は、達成感からか、その後、何も手に付かない状態になってしまいました。

その後の4年生の期末試験では、成績が下がったようで、ボイラーの先生(もしかしたら流体の先生)に、「どしたんな~。二級に受かって安心したんか。学校の勉強もちゃんとせーや。」(記憶が曖昧、確かこんな感じ)と言われました。

確かに、なんだかぽっかりと心に穴が開いたような、何もやる気が出ない状況でした(これって燃え尽き症候群?)。

これでは、いかん!と思った私は、何をしようか考えました。

その時、既に、私と一緒の2月の定期試験で二級海技士(機関)の筆記試験に受かったH君は、4月の定期試験で一級海技士(機関)の筆記試験を取得すべく、勉強をしていました。

そうだ、俺も一級海技士(機関)筆記を目指してみよう。

まあ、既に試験まで2ヶ月を切っていたので、どうせ取れないだろうと思いつつ、勉強を始めました。

始めてみると、やはり時間が全く足りない。

結局、試験問題のまとめもちゃんと終わらないまま、5月連休中に4月の定期試験に挑むこととなりました。

その結果は・・・

もちろん、不合格!!

しかし、機関一,機関二は、科目合格。

機関三は、全く見たことのない問題で二択迫られ、選んだ答えが見事に逆。

一方のH君は、見事一発合格!!

まあ、H君はクラスのトップ。私は、二十人ちょっとのクラスでベスト4にも入っておらず、あいつが二級に受かるならとみんなが二級の筆記試験を目指したほどの存在。

しかし、なんだか悔しい!!!

次の7月定期で取ってやる!!と勉強を始めたのでした。

もちろん、○雀は、やめませんでしたが・・・            つづく

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