三級海技士(機関)機関1 筆記問題 その8

本日は,文章を修正する問題を4つご紹介します。

問題1

ディーゼル機関に関する次の文の中で,正しくないものを2つあげ,正しい文となるように,下線部を訂正せよ。【出題:平成25年10月】
(ア)出力率は,正味平均有効圧と行程容積の積である。
(イ)複合サイクル(サバテサイクル)の熱効率は,締切比が1に近づくほど高くなる
(ウ)大気が標準状態では,体積効率と充てん効率は,等しい
(エ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は,図示平均有効圧を表す。
(オ)ディーゼルノックは,燃焼の初期に起こる。

問題2

ディーゼル機関に関する次の文の中で,正しくないものを2つあげ,その文の下線を引いた部分を訂正して正しい文になおせ。 【出題:平成24年02月】
(ア)ディーゼルノックは,燃焼の後期に起こる。
(イ)ピストンリングの摩耗により生じる損失は,機関損失の中で最も大きい。
(ウ)給気効率は,掃気後,シリンダ内に溜まる新気の質量と掃気に使用した全給気の質量の比で表される。
(エ)大気が標準状態では,体積効率は,充てん効率と比べて2倍である
(オ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は,仕事量を表す。

問題3

ディーゼル機関に関する次の文の中で,正しくないものを2つあげ,その文の下線を引いた部分を訂正して正しい文になおせ。 【出題:平成27年02月】
(ア)ディーゼルノックは,燃焼の初期に起こる。
(イ)大気が標準状態では,体積効率は,充填効率と比べて2倍である
(ウ)出力率は,正味平均有効圧と平均ピストン速度の積である。
(エ)複合サイクル(サバテサイクル)の熱効率は,締切比が1に近づくほど低くなる。
(オ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は,仕事量を表す。

問題4

ディーゼル機関に関する次の文の中で、正しくないものと2つあげ、その文の下線を引いた部分を訂正して正しい文になおせ。 【出題:平成23年07月】
(ア)ピストンリングの摩擦により生じる損失は、機械損失の中で最も大きい。
(イ)大気が標準状態では、体積効率と充てん効率は、等しい
(ウ)出力率は、正味平均有効圧と行程容積の積である。
(エ)複合サイクル(サバテサイクル)の熱効率は、締切比が1に近づくほど高くなる
(オ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は、図示平均有効圧を表す。

コメント

4つの問題がありますが,よく似たような文章が並んでいますね。

全ての問題で,5つの文章の内2つの間違った文章があります。そして,同様の文章の下線が引かれているとことは,同じ個所で,同じ用語や違う用語が書かれています。

とりあえず,全く無知な状態として,パズルのようにして,4つの問題を比較して解いてみましょう。

解答

問題1
(ア)出力率は,正味平均有効圧と平均ピストン速度の積である。
(エ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は,仕事量を表す。
問題2
(ア)ディーゼルノックは,燃焼の初期に起こる。
(エ)大気が標準状態では,体積効率は,充填効率と比べて等しい
問題3
(イ)大気が標準状態では,体積効率は,充填効率と比べて等しい
(エ)複合サイクル(サバテサイクル)の熱効率は,締切比が1に近づくほど高くなる
問題4
(ウ)出力率は,正味平均有効圧と平均ピストン速度の積である。
(オ)インジケータにより撮取したp-V線図(たび形線図)の面積は,仕事量を表す。