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おはようございます。
さて、本日から10日間、過去の問題を集中的に勉強することにより、三級海技士(航海)の口述試験の突破を目指しましょう。
太字又は色付き文字は、私のコメント又はヒントです。
なお、以下の問題は、平成26年10月に出題された問題です。
最終更新:2017年9月24日
航海
航海計器
ジャイロコンパス
ジャイロコンパスの原理について説明せよ。(必須問題)
ジャイロコンパスの誤差の種類を挙げ、簡単に説明せよ。(必須問題)
ジャイロコンパスのプレセッションとは、何か?(必須問題)
ジャイロエラーの計測方法について説明せよ。
音響測深器
音響測深器は、どうやって水深を計測するか説明せよ。(必須問題)
音響測深器を使用する時、行わなければならない調整は、どのように行うか。(必須問題)
参考:レーダー講習用指導書(船舶自動識別装置、航海情報記録装置、衛星航法装置編),日本財団 図書館
レーダー
レーダーは、どのようにして物標を画面に映し出すか。(必須問題)
レーダーのSバンド,Xバンドの違いについて述べよ。
レーダーにおける偽像には、どのようなものがあるか簡単に説明せよ。
参考:平成15年度 通信講習用 船舶電気装備技術講座(レーダー、機器保守整備編),日本財団図書館
オートパイロット
オートパイロットにおいて行われる調整機能の種類を挙げ、簡単に説明せよ。(必須問題)
マグネットコンパス
マグネットコンパスの自差と偏差について、説明せよ。(常識問題)
太平洋上で偏差を求めるにはどのようにすればよいか?
航路標識
灯標と灯台の違いについて述べよ。
導灯とは何か。
安全標識の意味と設置場所について述べよ。(海上保安庁のホームページを参考にしっかりと勉強すること)
【参考リンク】
灯標とは(海上保安庁) / 灯台とは(海上保安庁) / 導灯とは(海上保安庁)
計算
時差を計算する際、どのような値が必要か?
日本からサンフランシスコに行くときのETAの出し方は?(そもそも時差って何ですか?なぜ時差があるのでしょうか?1日は何時間?1時間は何分)←決して馬鹿にしていませんよ。
運用
当直・船内作業
練習船や直前に乗船していた船において、船内作業はどのようなことを行いましたか。
錆打ち作業について、手順、工具、注意点を述べよ。(なかなか、やったことの無い人には、難しい問題ですね。どんな工具を使って、それによってどのような危険があるのかを答える必要があります)
船内で火災が発生しやすい場所を挙げて、火災の原因を述べよ。(この問題は、一行下と二行下の問題と連動しています)
エンジンルームを巡検するとき、何を気を付けているか?
油の漏れ方が、どのような状態のときに最も危険であるか?
気象
海上における霧の発生原因、蒸気霧について述べよ
(とりあえず、霧がどうやって発生するか(原則)を理解しましょう)。
瀬戸内海、三陸沖の霧が発生する時期とメカニズムを述べよ(原則に沿った話ですよ)。
10種雲形を全て挙げ、それぞれ高さ別に分別せよ。突風の吹く雲は、どのような雲ですか。
参考:第 6 章 ひまわり 8 号の画像を利用した霧の監視 ,気象庁
10種雲形(じゅっしゅうんけい)をさがしてみよう,goo天気
船体構造・造船工学
乾舷を確保する理由は何か?予備浮力とは何か?(図を書いて説明せよ)
縦強度、横強度とは何か?船体をどのようにしようとする力か?主要部材は?(縦と横の違いは?できれば、図を書けるように!!)
操船術
荒天航海における操船方法を挙げ、それぞれの概要と注意点を述べよ(定番?)。
Dragging AnchorとDredging Anchorの違いを述べよ。
係留索の種類を挙げ、それらの役割を述べよ。係留作業時の注意点を挙げよ(覚えること:略図を書いて、どの係船策を巻いたり送り出したりしたとき、船がどういった方向に動くのか説明できること。注意点は、労働安全衛生上のことを答えること)。
法規
海上衝突予防法
大洋上で、船を発見しました。何をしますか?(衝突のおそれ)
横切り船の航法について説明せよ。(覚え方:ノートに略図を書くこと)。
注意喚起信号と警告信号の違いについて説明せよ(ヒント:微妙ですけどね。少なくとも注意喚起信号について書かれている条文は、しっかりと呼んでおくように)。
視界制限状態における航法について述べよ(ヒント:特に原則を理解すること)。
参考:海上衝突予防法
海上交通安全法
国内の航路における追い越しについて述べよ(原則を答えるべし)。
外洋から横浜港に入港する際の速力の制限について述べよ。(ヒント:横浜港の外洋はどこですか?そこから横浜港まで何がありますか?)
参考:海上交通安全法
港則法
港則法において避航義務が発生する場合について述べよ。(他船を避航しなければならない場合は?)
参考:港則法
六法を使用する問題
火災に対する安全手引書は、どこに備えるべきか。(ヒント:手引書は、何のために存在するの?では、どういった法律?)
ヒント:船員法施行規則
アドバイス(調べ方):最近は、便利な世の中になったものです。法律・省令等は、検索で出てきます。そして、そこでキーワード検索すれば、目的の法令等にたどり着けます。
キーワード
重視線,マイクロ波,音波,地球の自転と公転,ノット,マイル,船の速度の単位
UTC,LMT,日付変更線
黒潮(日本海流),千島海流(親潮),対馬海流,リマン海流
乾舷・喫水・エアードラフトを(図示)
喫水,Heave to
船員法施行規則 第3条の13
参考サイト
偏差、自差について詳しく(Boat & Fishing / AOKIDS Home Page)
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